趣味が高じて

趣味に没頭する人の傾向は、男女に差は無いようです。

代表的な高額趣味?としては、自動車装飾、骨董品収集にブランド品収集など、コレクター系の趣味を持つと、散財が激しいとも言われていますよね。

著名人の中にもコレクターがいますが、特異な収集家として名高いのはY氏でしょう。
たばこの吸い殻やマッチ箱なんていう日用雑貨レベルまで収集の対象にしているようですが、保管場所が大変そうですよね。

別に保管用の倉庫かマンションを賃貸しているのでしょうか?
関東を中心に土地の価格は、地価を基準として決められていますが、地方との価格差は目を見張るものがあります。

関東と地方では、3LDKの賃貸マンションの家賃を比較すると、2~3倍の開きがあるようですね。
おちおちコレクションもしてられないことでしょう。

アイテム収集は、どちらかと言うと男性が多いのではないでしょうか。
某局の鑑定番組では、コレクションの鑑定と言えば、必ずと言っていいほど男性が登場し、予想金額を大幅に下回る鑑定結果に落胆するという構図が良く見られます。

目利きとコレクションの行動力が比例していないのが残念ですね。
でも、プロの鑑定はさすがに背景まで知り尽くしているので、鑑定結果には納得するものですが、本来は、お金が問題ではなく、歴史を知ることにあるのでしょう。

母の瓶集め趣味

私の母には、軽い収集癖がある。
中学生だか高校生くらいの時には、飴のつつみ紙を丁寧に伸ばしてとっていたそうだ。
そのコレクションは今はもうないが、今でもそれを取っておけばよかった、と時々言っている。

母の実家に遊びに行ったときには、どうやら修学旅行に行った先で買い集めたと思われる、観光地の絵葉書が箱一杯につまったものを見つけた。
行った先の地図やパンフレットまでが同封されていたのを見て、母の物持ちのよさに舌を巻いた。
とてもずぼらな私の母親とは思えない。
とにかく、昔から何かを集めるのが好きだったようだが、それも最近ではすっかり下火だ。
大人になって、引越しをしたりするにつれ、ものをあまり増やさないようにする、というのを心がけるようになったそうだ。
それでも私から見たら十分たくさん物があるのだが。
だから、収集癖もおさまってはいるのだけれども、そんな中でもどうしても抗えないらしいものが一つある。
それが、瓶集めである。
瓶と言ってもなんでもいいわけではない。
飲料用の瓶や、花瓶みたいなものではいけないのだ。
彼女が好むのは、密閉式の保存瓶である。
というわけで、うちにはいくつも保存瓶がある。
ずらっと並べてキッチンの棚に置いてあるのだ。
母は、その中に飴やラムネ、チョコレートなんかのちょっとした小さなお菓子を入れておく。
カラフルなお菓子たちが、透明な瓶に入って並んでいるというのは見ていてもとても可愛らしい。
ちょっとしたコンフェクショナリーのようだ。
けれども、一度瓶に入れてしまったお菓子は、食べられることが殆どない。
瓶に入れて満足してしまったら最後、存在自体を急速に忘れてしまうのだ。
言って見れば、風景の一部と化してしまって、注意をひくことがなくなる。
だから家の瓶に入っているお菓子たちは大抵賞味期限切れである。
飴なんかはひと夏超えて、溶けたものが再び固まっているだろうし、チョコレートに関しても多分一度脂が分離している。
保存瓶に入れるのが逆にもったいない、というのも珍しい話だけれども、おそらく母はその件に関しては無頓着であろう。

«
»