東日本と西日本の周波数の違い

東日本大震災の影響で、関東地方の電力が不足している。
「西日本から電力を送ろう」「西日本でも節電だ」と声を挙げたにも関わらず、東日本と西日本の電力の周波数の違いによって、遅々として進まない。

関東地方ではこの夏の電力不足が懸念され、節電を強いられている。日本経済に悪い影響を与えかねない状況だ。
では、どうして、東と西で、周波数に違いがあるのだろう。

ことの発端は、明治時代まで遡る。
日本が発電事業に取り組み始めた頃だ。

東日本では東京電力の前身の会社が、ドイツのアルゲマイネ社から発電機を購入し、電力を供給し始めた。
同じころ関西では、関西電力の前身の会社が、こちらはアメリカのゼネラル・エレクトリック社から発電機を購入し、電力の供給を始めたのだった。

それぞれの発電機が50ヘルツと60ヘルツであり、これが東西を分ける原因となったのだ。
当初は、それほど電化製品があったわけでなく、電灯を灯す程度だったため、周波数に違いがあろうと、さほど支障がなかった。

その後、様々な電化製品が普及し始めたため、周波数の統一をしようと、幾度か試みたこともあったようだが、実現できないままになっていた。
今この時ほど、周波数が統一されなかったことを残念に思うことはないだろう。

こういう事は学校では教えてくれないので、自ら疑問を解くというクセ付けが学びの基本となる。
遊びでもなんでも同じことが言えるものである。
オンラインでは規格の違いが無いために、全世界共通なのが喜ばしい。

»