困難を克服する力
高校受験に失敗して滑り止めの高校に通っていた私。
それでも目指す大学は、その時の成績からは遠い位置にある大学だった。
諦めたくなかった私は死に物狂いで勉強をしていた。
まず取り掛かった勉強は、苦手な数学だった。
小学校の算数から嫌いだった私だが、数学の中でも、証明や図形は好きだった。
数字などの計算が苦手だった。
苦手な中にも克服できそうな科目だったのだ。
次に取り掛かったのは、一番得意な歴史だった。
勉強をするのは決まって、駅から家まで歩く途中。
(駅でも吸えるオシャレな電子タバコ)
一問一答の問題集をコピーしてポケットに入れ、歩きながら覚えた。
しかもテスト間近は勉強しない。
それまでに全て終わらせておくのだ。
そして最後に、数学の次に苦手な英語に取り掛かった。
これは強敵だったが、学校の試験は教科書からしか出ない。
教科書を必死に暗記した。
そうしていると見えてくる英語があった。
気付いた時には克服できていた。
主に苦手科目を克服し、得意科目はテスト直前に勉強しないことで時間を作った。
これが私の勉強方法だ。
はっきり言って、高校時代に授業で習ったことは、今の生活に役に立っていない。
しかし、勉強を克服したやり方は非常に役に立っている。
高校で得た物はなによりも大きかった。
これからは教材も電子化の波が押し寄せるが、子どもがタブレット型端末1つで学べるのは、クラウドサービスの成せる技だろう。
同時に、公教育用のアプリケーション市場も活況に?